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アンナ・マッカーマンアンナ・マッカーマン によって書かれました

履歴書のソフトスキル

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履歴書のソフトスキル
ソフトスキルは、次のポジションに就くときにあなたを差別化できる、最も重要な資質の一部です。これらの目に見えにくい能力を履歴書に記載すると、あなたが先方の企業文化を理解しており、初日から適応できることををアピールできます。

ソフトスキルは履歴書に記載すべきでないというのは誤解です。スキルセクションに長々と列挙することはスペースの無駄遣いかもしれませんが、職歴・サマリーセクションでは、豊富な行動スキルを示唆しているはずです。どのように他者と協働して成果を上げますか?こうした履歴書のソフトスキルこそが、採用担当者に知ってほしいポイントなのです。

しかしソフトスキルとは何を指し、履歴書でどのように記載すればいいのでしょうか。この記事では以下をご説明します。

  • ハードスキルとソフトスキルの違い
  • 履歴書にソフトスキルを記載するのに最適な場所
  • 求人募集企業が最も重視するソフトスキル
  • 履歴書のソフトスキル例の一覧

これらは教育や訓練を通じて身につけるものではなく、キャリアを蓄積していくにしたがって、鍛えるものです。履歴書に最も重要なソフトスキルとは何でしょうか。

統計的考察

現代の転職市場におけるソフトスキル

最近の多くの調査で、履歴書のソフトスキルが現代の転職市場における重要性が実証されています。日本経済新聞の『重み増す「ソフトスキル」力』によると、コミュニケーションや共感力などの対人関係スキルを指す「ソフトスキル」は、技術革新の速い環境において社員とリーダーの双方にとって不可欠であると認識されているとのことです。また、こちらのLinkedInの記事『日本のリーダーには「ソフトスキル」が圧倒的に足りない』によると、マネジメントの現場では「ソフトスキル」への関心が高まり、AIの発展に伴う「ハードスキル」の汎用化により、人間本来の価値が再評価されてきていています。

ソフトスキルとは何でしょうか?

ソフトスキルとは、職場での行動とパフォーマンスに影響を与える個人的特徴のことを指します。 履歴書のソフトスキルとして最も一般的な例は コミュニケーションスキル、時間管理、細部への配慮、リーダーシップ、労働倫理などです。

ソフトスキルは通常、仕事を通じて学ぶのではなく候補者がすでに持っている資質です。2人の候補者の学歴や経験が同じ場合、ソフトスキルが違いを生むことが多いため、求人募集企業は特にこれらのスキルに注目します。 ソフトスキルは面接時でしか適切に評価できませんが、将来の上司にとって、その役割で成功するためにどのスキルが重要であるかを、あなたが理解していることを確認する必要があります。

専門家のアドバイス

ハード・スキルとソフト・スキルの違いとは

ソフトスキルはハードスキルと正反対のものだと見なされがちです。ソフトスキルは他者との対人能力と業務管理力に関わる一方、ハードスキルはもっと技術的なものです。 ソフトウェア、ツール、業界固有のプロセスがすべてハードスキルに分類されます。 特殊な訓練や物理的対象物が必要なスキルは、ほぼ確実にハードスキルといえるでしょう。

ハードスキル ソフトスキル
専門知識が必要 社会経験を通じ、自然に身につける
長年の実践や訓練が必要 そもそも持っていないと、鍛えることが難しい
物理的対象物やコンピューターソフトが関わる 「自分の強みと弱みは何か?」の答えの「強み」の部分

テクノロジー主導の業界では、ソフトスキルがハードスキルに置き換わることはないでしょう。 例えばPhotoshopを使えないグラフィックデザイナーが応募してきた場合、前向きな姿勢だけでは採用されないでしょう。しかし同程度の技術的能力を持つ複数の候補者がいる場合、適切なソフトスキルがあれば差別化につながります。

テクノロジーが日常的な活動を引き継ぎ始めているため、履歴書のソフトスキルがこれまで以上に重要性を増しているといえます。 完全に1人で成果を出すという仕事は稀有です。他者と協力して円滑に進めることが不可欠なのです。

履歴書に記載できるソフトスキルの例は以下の通りです。

  • リーダーシップ
  • チームマネジメント
  • 感情的知性
  • 共感性
  • 患者への対応(医療従事者向け)
  • 顧客関係の構築
  • タイムリーなコミュニケーション
  • 貢献力
専門家のアドバイス

履歴書でソフトスキルをどう記載すればいいでしょうか?

まずは、列挙することは避けるべきでしょう。少なくとも上のリストのような形とは異なります。履歴書のサマリーや職歴などのセクションで、文中に織り交ぜる形でソフトスキルを記載する必要があります。スキルセクションには、独自性の高いスキルの一部だけを加えるだけにとどめましょう。求人募集企業は、成果の背景にあるソフトスキルを理解できるはずです。列挙するだけでは、状況説明のないスキルの羅列に過ぎないのです。

履歴書に載せるべきソフトスキルとは何でしょうか?

履歴書にソフトスキルを記載する場合に、最も重要な2つのルールは正確性と関連性です。つまり、記載するソフトスキルは職務経験や実績を反映した上で、求人要件に合致している必要があります。

履歴書のソフトスキルは主に2つの要素、つまり生来の資質と職務内容によって決まります。履歴書に最適なソフトスキルをウェブで検索できますが、経験と当てはまらなかったり、企業が重視していないスキルを並べても意味がないでしょう。

自身の資質: まず自分が持っていて、次のポジションでも問題なく発揮できるソフトスキルをすべてリストアップすることから始めましょう。 何よりも正確で、それを裏付ける例が不可欠です。面接時こそ、能力をアピールする絶好の機会です。間違いなく、ソフトスキルに関する質問が投げかけられることでしょう。ソフトスキルについて話すのは難しいため、最も印象深い例のみを紹介してください。

職務内容:自分のスキルセットを整理したら、職務内容を改めて確認し、求人募集企業が最も重視するソフトスキルを絞り込みましょう。自身のリストと職務内容の類似点に着目します。企業調査を通じ、職場環境についての理解を深めることも大切です。業界全体の傾向とその企業のポジションづけを考慮しましょう。こうした理解が、履歴書で絞り込むべき上位5つのソフトスキルを見極める手助けとなるでしょう。

専門家のアドバイス

履歴書をカスタマイズする

上記のアプローチは職務内容と企業研究に重点を置いていることがわかります。 それは、応募するポジションごとに 履歴書を微調整する必要があることを意味します。 ほんの数分時間をかけて、求人募集企業が求めているものを正確に提供するだけで、面接を勝ち取れるかもしれません。

ソフトスキルを履歴書のどこに記載すればいいでしょうか?

直感的に、直接スキルセクションに記載したくなるかもしれませんが、実際には履歴書のほぼ全てのセクションで様々な形で織り交ぜる必要があります。サマリー、職歴、スキルのそれぞれのセクションに、ソフトスキルを分散して配置するのです。

ただし、履歴書でスキルを記載しすぎないように注意してください。業績が常に最優先されるべきです。

以下は、ソフトスキルを3つの異なるセクションでどう盛り込むか、という内訳です。

サマリーセクション

サマリーセクション(プロフィールや自己アピールとも呼ばれます)では、形容詞の形でソフトスキルが現れることが多いでしょう。サマリーは、採用担当者の注目を引くことが目的であるため、最も関連性の高いソフトスキルのみを記載してください。つまり、会社が重視していることを熟知している必要があります。

サマリーセクションのスキル例: 7年以上にわたりリアリティ番組で、パーソナルアシスタントとして著名人のスケジュール管理を経験したため、非常に組織的かつ外向的です。

職歴セクション

職歴セクションで最も重要なのは、ソフトスキルを数字と詳細な事例で裏付けられる点です。優れたコミュニケーション能力があるとただ書くだけでは、説得力に欠けます。職歴セクションこそが、ソフトスキルが企業にもたらすメリットを明示できる場なのです。

職歴セクションのスキル例: 多忙な個人診療所で、1日30人以上の患者とコミュニケーションを定期的に取り、検査結果を正確かつ適時にフィードバックしました。

スキルセクション

スキルセクションの箇条書き形式は、技術的な能力のアピールに適していますが、ソフトスキルを完全に省いてしまうのは間違いです。パブリックスピーチ、交渉術、メンタリングなど、職歴セクションでは深堀りしなかった具体的なソフトスキルを記載するのに、このセクションはうってつけです。 創造性やコミュニケーションのような類のソフトスキルは、補足説明がある程度必要かもしれません。

ソフトスキルのリスト例: ストーリーテリング、学習意欲、助成金申請文書作成、対立意見の仲裁、チームマネジメント、意思決定

専門家のアドバイス

最も重要なソフトスキルとは?

コミュニケーション能力こそ、ソフトスキルの最上位に来るべきでしょう。 単独で完結する仕事など稀有です。何事も円滑な協業なくしては達成できません。 優れたコミュニケーションとは、課題が明確になり、誤解が減り、モチベーションが向上することを意味します。

履歴書に最適な上位7つのソフトスキルと例

自身に合致するソフトスキルがいまひとつ定まらないという方のため、履歴書の上位7つのソフトスキルと例をご紹介します。コラボレーション力、適応力、創意工夫、前向きな姿勢、労働倫理、学習意欲、クリティカルシンキングと、自分のニーズや経験に合わせて変更できます。

以下でそれぞれを詳細に分析し、関連ソフトスキルを各カテゴリごとにご紹介します。

1. コラボレーション力
 

コラボレーション力とは、他者と協働していく中での複数の能力を包括する適切な言葉です。このソフトスキルは、チームメンバーの話を注意深く聞き、共通の目標実現に向けて協働することを意味しています。状況に応じて率先してリーダーシップを執る一方で、必要に応じて指示に従う柔軟性も示唆しています。関連するソフトスキルとして、以下があります。

  • 対人能力
  • チームワーク
  • リーダーシップ
  • 共感性
  • 対立意見の仲裁
  • プレゼンテーション
  • 寛容さ
  • コミュニケーション
コラボレーション力を示す例

「18 か月のクリティカルパスを達成するために、5 つの異なる部門で構成された拡張プロジェクトチームと協力しました。目標より 3 か月早く終了し、第 1 四半期の売上目標を 43%上回りました。」

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2. 適応力

2020年と2021年が教えてくれたことがあるとすれば、状況は一瞬にして変化しうるということでしょう。新たな課題が生じた時の適応力と柔軟性は、企業が最も重視する資質の一つです。この点は、週単位でスケジュールが変更になりやすいバリスタや販売員といった、初心者レベルのサービス職においてより顕著です。関連するソフトスキルとして、以下があります。

  • 柔軟性
  • 指示の実行
  • フィードバックに基づく改善
  • ストレス対処
  • 単独での業務遂行能力
適応力を示す例

「合併後に私の役割は80%変化しました。全く異なるプロジェクトで異なる人と働くことになったのです。新たなスキルを学ぶのはやりがいがあり、その結果、1年以内に昇進しました。」

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3. 創意工夫

適応力に関連した創意工夫とは、自分が持っているものを最大限に活用し、新しい問題が発生したときに創造的な解決策を見つける能力です。革新的な企業では、言われたことだけをこなす人材よりも、厄介な状況下で新しいアプローチを提示できる候補者を高く評価する傾向にあります。関連するソフトスキルとして、以下があります。

  • プレッシャー下での業務遂行力
  • 創造的思考
  • トラブルシューティング
  • 問題解決
  • 革新的ソリューション
  • 計画性
創意工夫を示す例

「コールセンタースタッフ向けに、新しい新人研修システムを作成しました。その結果、最初の1か月間でミスが30%減少し、1 年後には従業員の定着率が25%向上しました。」

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4. 前向きな姿勢

これは古くからあるソフトスキルですが、前向きな姿勢を持つことはこれまで同様に重要です。 あなたが一緒だと楽しく仕事ができる様子をアピールすることは、あなた自身の第一印象を良くするのに大いに役立ちます。関連するソフトスキルとして、以下があります。

  • 人懐こさ
  • 社交性
  • フレンドリー
  • 歓迎する態度
  • 我慢強さ
  • モチベーションを上げる
  • 他者を奮起させる
前向きな姿勢を示す例

「あらゆる問題には、前向きな姿勢で取り組むべきだと私は信じています。フィンテック サービスで受賞歴を誇るコードを書けたのは、「そんなことはできない」という否定的な考えからは、生まれるものではありませんでした。」

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5. 労働倫理

業種によっては、早朝から残業が当然視されているものもあります。労働倫理とは、仕事への情熱と成果の創出に向けた取り組みのことを言います。興味や関心があることを示す場合には、労働倫理に関連したソフトスキルの例が最善の策かもしれません。

  • やる気に満ちている
  • 精神的または肉体的持久力
  • 期限のある状況で効果的にパフォーマンスを発揮
  • 前向きな職業観
  • 果敢な
  • 集中力した
  • 没頭している
労働倫理を示す例

「ソフトウェアのロールアウトが滞りなく進むよう、トレーニング期間中は世界中のユーザーから年中無休で対応できるように、1週間の間は夜10時まで働きました。4 週間で96%のカバー率を達成しました。」

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6. 学習意欲

学生やインターン、新卒者にとって、新しいことを学びたいという意欲は、履歴書で伝えるべき最重要ソフトスキルの一つと言えるでしょう。同様の学歴やハードスキルを持つ他の候補者がいる中で、自己成長への情熱を示すことが鍵を握るのです。関連するソフトスキルとして、以下があります。

  • 真摯に傾聴できる
  • 指示の実行能力
  • フィードバックを肯定的に受け止める
  • 自己認識
  • プロ意識
  • 新しいことへの挑戦意欲
学習意欲を示す例

「過去に人材開発の経験が全くありませんでした。そのため、L&D チームと緊密に協力してスキルを磨き、目的に合ったコンテンツを提供することができました。」

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7. クリティカルシンキング

競争は熾烈を極めているため、斬新なアイデアや改善点を持ち込める人材を企業は求めています。企業が賢明なアプローチを重んじるなら、 クリティカルシンキングに関わるソフトスキルが欠かせません。関連するソフトスキルとして、以下があります。

  • 効率的
  • 戦略立案力
  • 芸術的センス
  • スケジューリング
  • 交渉術
  • 観察眼
  • ワークフロー管理
  • 自律性
  • 変化への実行力
クリティカルシンキングを示す例

「社内外の関係者による監視が可能な、これまでにない注文プロセスを作成しました。注文の不一致を32%削減し、そのプロセスで約200万円のコストを削減しました。」

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専門家のアドバイス

履歴書にソフトスキルを記載していいですか?

この記事を読めばわかる通り、もちろん可能です。しかし、履歴書は行動的要素を完全に排除した事実中心・専門性重視の技術的な文書あるべきだ、という考え方も根強くあるのも事実です。それは完全な誤りです。職場における振る舞いが、生産性に与える影響は計り知れないほど大きいのです。ソフトスキルは、履歴書の構成から外すべき要素ではないのです。あなたの履歴書は、十分に「ソフト」でしょうか?

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分析的であることは、周りの世界について理解を深めていくことを意味します。この能力は、企業が新たな人員を採用しようと検討する際に不可欠となります。このブログでは、分析力があるとはどういったことを指すのかについて説明します。

重要ポイント

技術的スキルは職務遂行に不可欠です。しかし「人間的」スキルを欠いていては、全く意味がありません。ソフトスキルは教室で学べるものではないのです。自分が他の人に与える影響が最大限に優れていると確信できるようになるまで、通常は何年にもわたって練習、観察して鍛えることが必要です。

履歴書でソフトスキルを記載することは、面接で採用担当者があなたとより深い会話をしたい、という意欲を促す絶好のきっかけとなります。ハードスキルは簡単に理解できるため(多くの場合、同程度のスキルを持つ他の候補者がいて当然です)、あなたを際立たせるのは、ソフトスキルなのです。

  • 職務内容を確認し、求められるソフトスキルを把握してください。
  • ソフトスキルが前面に押し出されるように、実績を記載します。
  • 他者が容易に追随できないレベルにあるスキルを強調しましょう。
  • 説得力のあるストーリーを複数用意して、面接に臨みましょう。

この記事のアドバイスを実践すれば、確実に面接の招待が殺到することでしょう。

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