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海外の企業に応募する際の英文履歴書の書き方

4 分で読めます
海外の企業に応募する際の英文履歴書の書き方
海外の企業に応募する際、履歴書(Resume/CV)はあなたの第一印象を決定する重要な書類です。日本の外資系企業でも英文履歴書を求められることがあります。このガイドでは英文履歴書の書き方、また各国で求められるフォーマットや書き方について解説します

応募先の国や企業文化に適した履歴書を作成して面接につなげましょう。

各国の履歴書の違いを理解するメリット

日本の企業に応募する際の書類には、履歴書、職務経歴書が含まれます。履歴書には氏名、住所、連絡先、学歴、職歴、資格、自己PR、志望動機などを記載します。職務経歴書は、比較的自由なフォーマットで作成できます。写真の添付が求められることも一般的です。日本独自の就活、転職文化があるように、国や地域によって求められる点が異なります。

英文履歴書の標準フォーマット

英文履歴書(Resume/CV)のテンプレートには特定の用途や状況に適した特徴があります。

  1. クロノロジカル(Chronological)の特徴
    構成:職務経験を逆年代順に並べる形式。
    利点:一貫した職務経歴がある場合に有効。
    適用例:同じ業界でのキャリアを積んでいる場合、職務経験が豊富な場合。
     
  2. ファンクショナル(Functional)の特徴
    構成:スキルや能力を強調し、職務経験は簡潔に記載。
    利点:職務経験にギャップがある場合や、異業種への転職を目指す場合に有効。
    適用例:キャリアチェンジを考えている場合、職務経験が少ない場合。
     
  3. コンビネーション(Combination)の特徴
    構成:スキルと職務経験をバランスよく記載。
    利点:スキルと経験の両方を強調できる。
    適用例:豊富なスキルセットを持ち、かつ関連する職務経験がある場合。
     
  4. クリエイティブ(Creative)の特徴
    構成:デザインやビジュアル要素を多く取り入れた形式。
    利点:デザインやクリエイティブ業界での応募に有効。
    適用例:グラフィックデザイナー、マーケティング、広告などの職種。
専門家のアドバイス

テンプレートを選ぶ際のポイント

  • クロノジカル:職務経歴が豊富で一貫している場合
  • ファンクショナルテンプレート:キャリアチェンジや職務経験のギャップがある場合
  • コンビネーションテンプレート:スキルと職務経験の両方を強調したい場合
  • クリエイティブテンプレート:クリエイティブな業界に応募する場合

各テンプレートを利用して、自分の強みや経験を最大限にアピールする履歴書を作成しましょう。 Rirekisho.jpでは、就職活動中の方向けに履歴書の書き方や350以上の職種別の履歴書例、使いやすい履歴書ビルダーなど豊富なリソースをご用意しております。

 各セクションの概要

1. 連絡先(Contact Information)
あなたの個人情報を含むセクションで、採用担当者が連絡を取るために必要な情報です。

今では履歴書をオンラインのプラットフォームにアップロードすることができるようになりました。個人情報保護の観点からも、最低限の連絡先を記載し、住所などは採用が進んでから提供することが多いです。

  • フルネーム(First Name, Last Name)
  • 電話番号(Phone Number)
  • メールアドレス(Email Address)
  • 住所(City, State, ZIP Code)
適用可能な例:
  • Sara Tanaka
  • +81(90)-1111-2222
  • [email protected]
  • 1-1-1 Chiyoda-ku, Tokyo, Japan 222-2222
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2. プロフェッショナルサマリー
キャリア全体を2〜3文で要約し、主な強みやキャリア目標を述べます。特に、職務経験の年数や主要なスキルや強み、企業にもたらす価値などを簡潔にまとめましょう。

3. 職務経歴(Work Experience)
職務経験を時系列で記載し、主な業務内容や成果を強調します。以下の順番を参考に記載します。

  • 勤務期間
  • 職務名
  • 会社名
  • 勤務地
  • 主な業務内容や成果
適用可能な例:
  • 2020-present
  • Store manager at Toyu store Co., LTD.
  • Tokyo branch
  • Engaged in store management.
  • Conducted employee training
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4. 学歴
学歴は、最新の学歴から古い順に記載します。

  • 学位(Degree): 取得した学位の正式名称を記載します。
  • 専攻(Major): 専攻またはメジャーを記載します。
  • 学校名(School Name): 学校の正式名称を記載します。
  • 所在地(Location): 学校の所在地(都市と州)を記載します。
  • 卒業年月日(Graduation Date): 卒業した年月を記載します(年と月)。

以下、特筆すべき成果がある場合は、記載します。

GPA: 高いGPAを持っている場合は記載します(特に新卒や経験の少ない応募者に有効)。

卒業論文やプロジェクト: 特に関連する場合は、卒業論文のタイトルや重要なプロジェクトを記載します。

奨学金や表彰: 学業における奨学金や表彰を受けた場合は記載します。日本の履歴書と違い、大学以上の学歴がある場合、高校の学歴は通常記載しません。

5. スキル
持っているスキルをリスト形式で記載します。技術的スキルやソフトスキルなど、応募するポジションに関連するスキルを記載しましょう。

6. 資格や証明書(Certifications)
取得した資格や証明書を記載します。

  • 資格名(Certification Name)
  • 発行機関(Issuing Organization)
  • 取得日(Date of Issue)

効果的なサマリーの書き方

サマリーでは、具体的な経験やスキルを明確に述べ、実績を数字で表します。応募するポジションに関連するスキルを強調し、キャリア目標を含めてどのように企業に貢献できるかを示します。ポジティブな言葉を使い、簡潔に2~3文でまとめます。

アクション動詞の活用

英語のアクション動詞は、英文履歴書であなたの経験や成果を強調するために重要です。これらの動詞を使用することで、具体的な業績を示し、あなたの役割や貢献を明確に伝えることができます。例えば「managed」「led」「developed」「implemented」などの動詞を用いることで、あなたが積極的に取り組んだことをアピールします。アクション動詞は簡潔かつ力強い印象を与え、採用担当者に強いインパクトを与えるため、各職務経歴の箇条書きで積極的に使用しましょう。

履歴書の適切な枚数は?

英文履歴書の適切な長さは、一般的に1ページから2ページです。必ず一枚にまとめましょう、という人もいますが、キャリアに応じて決定します。

  1. ページの履歴書
    新卒者や経験の少ない求職者で、キャリアの初期段階にある人は1枚にまとめましょう。
    簡潔に要点をまとめ、重要なスキルや経験に焦点を当てることがポイントです。
     
  2. ページの履歴書
    経験豊富なプロフェッショナルは、 職務経験が豊富な場合や、多くの関連スキルを記載できる場合は2ページが適しています。重要な情報を1ページ目に配置し、採用担当者の関心を引く
    詳細な職務内容や成果、追加のスキルを2ページ目に記載します。

第二言語で履歴書を書く際の注意点

英語が第二言語の人が英文履歴書を書く際には、以下のポイントに注意すると良いでしょう。

  • シンプルで明確な表現を使う
    複雑な表現や難しい語彙を避け、長い文や複雑な構文を避け、短い文で要点を簡潔に伝えます。
     
  • 文法とスペルチェックを徹底する
    ツールを使って、文法とスペルミスをチェックします。可能であれば、ネイティブスピーカーに履歴書を見てもらい、修正点を指摘してもらいます。
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