看護学生 履歴書の例と書き方ガイド

看護学生の履歴書の書き方

どのような履歴書の書き方でも、以下のようにセクションごとに枠組みが分かれているのを見ると、難しくなくなります。

• ヘッダー
• サマリー
• 職歴セクション
• 学歴セクション
• スキルセクション

これらを合わせても見開き1枚または1ページ以内に収まるようにする必要があり、そのためには言葉の節約、つまり繰り返しのない簡潔で的確な表現が必要です。特定のポジションごとに履歴書をカスタマイズするには、それぞれのバージョンで含める情報、または省略する情報を選択する必要があります。

履歴書のヘッダー

履歴書のヘッダーで、採用担当者の目を惹きつけましょう。あなたの名前、職業、連絡先を特徴を掴みやすく記載することで、他の履歴書とは一線を画し、採用担当者が連絡を取りやすくなります。

さらに、他の応募書類と履歴書のデザインに一貫性を持たせることで、意識的に印象づけることができます。そうすることで、あなたのプロ意識と細部へのこだわりがよく反映されます。

履歴書のサマリー例：温かい存在感

看護学生として習得できるスキルの中で、最も有利なものの1つは、おそらくあなたがすでに持っているものでしょう。それは情熱です。この分野では、上手くいったと感じる日もあれば全くだめだったと感じる日もあるでしょう。しかし何よりも、自分の仕事を好きになることが最も重要です。このセクションで情熱を取り上げるのは、サマリー（プロフィールや自己PRとも呼ばれます）が、この感情を将来の採用先である病院、クリニックに伝えるのに最適な箇所だからです。

もし全く医療分野での経験がないのであれば、自分自身と自分の意図を簡潔に説明する履歴書を作成するとよいでしょう。しかし、少しでも医療知識や受けてきたトレーニングを書けるのであれば、サマリーを作成するのがベストです。

履歴書の職務経歴例：あなたの実際の経歴

看護学生としてあなたの履歴書の最大の課題は、職歴セクションを埋めることかもしれません。この時点で、あなたの経験は限られているかもしれませんし、他の多くの同レベルの看護学生と同じような職務経歴になっている可能性があります。そのため、自分をどうアピールするかで差がつくかもしれません。的確な言葉遣いをして、それぞれの職種での実績例を挙げていくのが良い方法です。

職務経験が限られている場合は、看護実習を含めることができます。実習経験は、日本式の履歴書では年代順に、世界標準形式の履歴書では応募するポジションに最も関連性のある順に記載します。それぞれの看護実習の下にスキルを列挙することもできます。しかし、病院名と所在地を列挙した後に、臨床で身につけたすべての能力を書き留めておいたリストを予め作成しておくと、スペースを節約でき、履歴書作成をスムーズに進められます。

履歴書の学歴例: 知識が鍵

看護学生として、あなたの学歴は重要であるだけでなく、最大の焦点です。そのため、このセクションには、追加の資格や免許など、あなたが学んだことすべてを正確に把握できるように時間をかける必要があります。他の職種では推奨されないかもしれませんが、看護学生は学歴セクションを 履歴書の一番上、サマリーと職務経験の間に挟むことができます。

自身の最高学歴を記載した後に卒業予定日を記載します。次に、その他の学位、免許、国家資格、受賞歴を取得順に正式名称で記載します。免許や資格はないものの、実際に受験が決定しているなど、取得の予定があるものは「取得予定」と記載します。

以下は、看護学生の修正可能な履歴書の学歴セクションです。

履歴書のスキル例: バイタル測定

看護業界の一部では、看護学生の履歴書にスキルセクションが必要かどうかさえ議論の余地があります。もし必要ないとアドバイスされたのであれば、職歴セクションやサマリーに最も重要と思われるスキルをまとめておきましょう（いずれにせよ、良いアイデアです）。しかし、そうでない場合、スキルセクションは、あなたがまさに目の前の仕事に適した資質を持っていることを採用先の病院、クリニックに示すことになる貴重なセクションになります。

ソフトスキルとは、思いやり、忍耐力、優しさ、規律正しさ、スタミナ、やる気など、あなたが生まれながらに持っている性格的特性のことです。採用担当者はこれらの特性を見逃しませんし、あなたも見落としてはいけません。それがなければ、あなたはフロアで最も嫌われる看護師になってしまう可能性があります。

看護学生の履歴書のスキルセクションの例を下記からチェックしてみてください。