履歴書とカバーレターを添付してメールを送れば、自分を売り込む新たな機会になります。なぜそうしないのでしょうか?Eメールのカバーレターは、決してカバーレターのPDF文書が置き換わったものであってはいけません(Eメールは簡単に削除されるからです)。しかし、「添付書類をご覧ください。」という単純な一行の文章では足りません。
では、Eメールのカバーレターはどのような可能性を秘めているのでしょうか?
Eメールのカバーレターとは?
Eメールのカバーレターの定義はとても簡単です。オンライン応募ポータルやEメールに添付して送るカバーレターとは異なり、Eメールの本文で送るカバーレターのことです。
カバーレターは本文に書くべきか、添付するべきか?
カバーレターをメール本文に記載するか添付するかは、求人内容によって大きく異なります。採用担当者は通常、カバーレターの送付方法について指示を出してきます。求人情報によっては、どのような件名を使うかという指定が含まれている場合もあります。少しでも指示から逸脱すると、採用担当者はあなたの応募書類を見送ってしまうかもしれない可能性があるので、必ず指示に従ってください。
カバーレターを添付する場合:既存のカバーレターのファイルをメールに添付するだけなので、2つのオプションのうち、こちらの方が簡単です。添付されたカバーレター(およびその他の応募書類)に採用担当者の注意を引くために、Eメールの本文スペースに説明文を数行追加する必要があります。メール本文にどの程度の情報を盛り込むかはあなた次第です。優れたカバーレターの書き方について知っておくべきことについては、例文付きのカバーレターガイドをご覧ください。
(採用担当者名)様
(会社名)のXYZのポジションに応募したくメールを送らせていただきました。履歴書、カバーレター、職務経歴書を添付しておりますので、ご査収賜りますようお願い申し上げます。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
(あなたの名前)
もし添付ファイル付きのメールの送り方に迷った場合の手順を以下に示します。まず、新規メールを作成します。宛先と件名を入力します。本文では、応募書類の添付について簡単に説明する文章を書きます。クリップのアイコンをクリックしてブラウザを開きます。カバーレターのファイルを選択し、「挿入」をクリックします。これでカバーレターが添付されます。
拝啓、採用担当 斎藤様
先日の「マーケティングにおける女性の活躍」のイベントで、斎藤様の貴重な講演を拝聴させていただき、大変感銘を受けました。DGIグローバルのアソシエイト・マーケティング・マネージャーのポジションに応募したく、履歴書を添付させていただいております。過去6年間、私はターゲットオーディエンス向けのデジタル広告キャンペーンを幅広く手がけ、多岐にわたる経験を積んでまいりました。私の経験を通じて得た知見とスキルを、貴社で活かすことができると確信しております。
前職においては、新興アパレルブランドの広告戦略を立案し、入社3年間でInstagramのフォロワー数を300人から25万人以上に増加させるなど、効果的なマーケティング施策を展開いたしました。ターゲットを絞った広告戦略と、革新的なギャラリーサイトの構築により、昨年のオンライン売上は15%以上の成長を遂げました。
DGIグローバルのアソシエイト・マーケティング・マネージャーとして、オンラインプレゼンスを向上させるためのアイデアを提案し、その実現に貢献することを心より願っております。貴社の成長と発展に貢献できる機会を頂戴できれば幸いです。詳細な内容については、添付の履歴書およびカバーレターをご確認ください。お忙しいとは存じますが、ご検討いただけますようお願い申し上げます。
何卒、よろしくお願いいたします。
松本美里
Eメールでのカバーレターの書き方
Eメールのカバーレターの書き方には、書式やトーンの面でいくつか調整すべきポイントがあります。
Eメールのカバーレターの書式の大きな違いは、ヘッダーがないことです。そのため、最後の文章に重要な個人情報を含めることが重要です。氏名を記載し、メールの署名に連絡先情報を入れましょう。場合にもよりますが、LinkedInや関連するソーシャルメディアのアカウント、オンラインポートフォリオ、個人ウェブサイトへのリンクを含めておくと良いでしょう。
通常のカバーレターと同様に、Eメールのカバーレターのフォーマットも読みやすく設定します。標準的なEメールのフォントのスタイルとサイズを使い、色は黒にしましょう。各段落の間に適切な行間を入れることも忘れないでください。
求人応募メールの適切なトーン
オンライン応募ポータルで提出する従来のカバーレターよりも、Eメールでの応募の方が柔軟な雰囲気になる利点があります。
まず、採用担当者のメールアドレスを知っている場合、その名前を知っている可能性が高いです。多くの業界では、標準的なあいさつ文に続けて、適切な役職名と姓を記載することが一般的です。ただし、業界によっては、ポジション名と名前を併用すると堅苦しく感じられる場合があります。そのような場合は、(担当者名)様の後に単に「お世話になります。」とすることで、よりパーソナルな印象を与えることができます。