履歴書のサマリー例:力強いスタート
サマリーは通常、履歴書の一番上、名前と連絡先のすぐ後に置かれます。ATS(採用管理システム)のロボットと採用担当者の両方が最初に読むのは、このサマリー部分です。この3~5文の自己紹介文を最大のアピールチャンスと捉え、あなたの最も優れた資質、募集に最も関連性の高い経験、そして学歴を記載するのが良いでしょう。建築家の場合、サマリーに免許の有無も記載します。
職務経歴の例:適切な構成要素
職務経歴のセクションとは、単に勤務先のリストではなく、あなたの最も顕著なスキルや実績を伝えるためのキャンバスなのです。職歴は簡潔に分かりやすく記載しましょう。職務を全て記載することは基本なのですが、スペースが足りない場合は、応募する職種に関連するものを3~5つリストアップします。建築学科の学生や新卒者は、募集分野へ無関係なアルバイトなどの職歴は省くように気をつけましょう。
CADオペレーター兼営業事務でキャナリィハウジング株式会社
October 2009 — December 2016
- 顧客との打ち合わせ後の内容を反映した間取り設計図をAutoCADを使って作成しました。• 営業担当、デザインコンサルタント、納入業者などとコミュニケーションを綿密にとり、施工が計画通りに進むよう尽力しました。• スプレッドシートを利用して、プロジェクトのスケジュールを作成しました。"
建築士で株式会社平和設計所
- 注文戸建ての設計では打ち合わせ段階から参加し、顧客の要望の把握し最適な建築設計を提案しました。• 顧客のニーズを的確に判断する一方で、技術的、機能的アドバイスを行い、顧客満足度を高めました。• 納入業者、下請け業者との連絡を密に行い、協働作業をいたしました。
スキルセクションの例:あなたの基盤
あなたのスキルは、建築家としての仕事の骨格となるものです。職務経歴のセクションではより複雑なプロセスを織り交ぜることができますが、スキルセクションはあなたの最も重要な能力を短くまとめたものとなります。
複数のポジションに応募する際に使える戦術のひとつに、マスターリストを作成するという考え方があります。時間をかけて、自分の最も強調できる資質をブレインストーミングしてください。スレインストーミングした結果を、ハードスキルとソフトスキルに分けて整理することもいいでしょう。異なるポジションの 履歴書をカスタマイズする際には、そのマスターリストを参照し、採用側が提供する職務内容に最も当てはまるスキルだけを選べばよいのです。
他の職業と異なり、建築家のハードスキルはオプションではありません。製図、モックアップ、設計ソフトの知識はある程度必要となります。予算管理、許認可、建築基準法の専門知識もこのカテゴリーに入ることがあります。Microsoft Wordのような一般的なソフトを記載することは省き、使い慣れた一般的な建築ソフトの名称を記載します。
学歴の例:知識を行動に移す
教育という点では、建築はかなり正式な分野です。ほとんどの建築家は、少なくとも建築学の学士号を取得し、建築事務所でのさまざまなインターンシップも修了していることも多いでしょう。最高の仕事を得るためには、建築士の試験に合格して資格を取得することが必要です。これらの項目はすべて、建築家の履歴書の学歴欄にとって極めて重要なもの
山梨工業大学
February 2011 — 2014