履歴書といえば、職歴や学校名、スキルなどのリストの集合体ですが、サマリーと呼ばれることもある履歴書のプロフィールは例外です。ヘッダーの下に数行の文章で構成され、あなたの「素晴らしい能力の数々」をあなた自身の言葉で表現しているものです。グラフィックデザイナーの履歴書プロフィールを作成するにあたっては、多くのことを考慮する必要があります。ここでは想像力豊かな言葉を使い、決して冗長で退屈なものにしてはいけません。このプロフィールはあなた自身を表現する最高のチャンスですので、無駄にしないようにしましょう。
グラフィックデザイナーの履歴書の職務経歴セクションは、依然として非常に重要なものです。企業に応募する場合、あなたのスキルや実績が関連するるのはもちろんですが、採用側は、あなたがチームや企業組織の中で働けることの証明も必要としているのです。職務経歴はその証明になるのです。 しかし、履歴書の職歴セクションには、あなたがこれまでに経験してきた仕事と、そこで何をしたかを強調する必要があります。グラフィックデザイナーは自営業が多いため、必ずしも直近の仕事をすべて時系列または逆時系列に並べる必要はありません。しかし、これまでしてきた最高の仕事を強調する必要があります。
グラフィックデザイナーで株式会社モリサワ
February 2015 — October 2017
グラフィックデザイナーで株式会社エルズコーポレーション
2017 — 2021
仕事を始めたばかり、あるいはキャリアを変えようとしているのであれば、自分がしてきたことの中で、探している仕事に関連するものを強調するようなクリエイティブな方法を見つける必要があります。その場合は、インターンシップや課外活動、ボランティア活動、場合によっては全く専門外の仕事も含まれるかもしれません。
グラフィックデザイナーの履歴書の学歴欄は通常、簡潔で要領よくシンプルな書式で書かれています。仕事を探しているグラフィックデザイナーは多くの場合、グラフィックデザインや美術系などの関連分野で学士号またはそれに準ずる学歴を取得している必要があります。無関係の分野の学士号でも、デザイン関連の訓練や研修に加え、認定された単位を追加すれば、働くことができます。グラフィックデザイナーの職に就くために、複数の学位や資格が必要になることはほとんどありません。
愛知県立瑞川高等学校
May 2004 — April 2008
尾張美術大学
2011 — 2015
明らかに、スキルなしにはどこにも行けないでしょう。スキルは、誰もがグラフィックデザイナーを雇う主な理由となるものなので、履歴書のこのセクションには、かなり重点を置くべきです。優先順位としては、プロフィールや職歴と同じくらい(あるいはごくわずかに下)重要です。場合によっては、グラフィックデザイナーにとって、スキル欄が実は最も重要なものにもなりえるのです。例えば、雇用主があなたにウェブサイトのデザインを担当してほしいと考えている場合、あなたのスキル一覧にはPhotoshopと並んでFigmaやSketchが記載されていることを期待するでしょう。これらを記載し忘れると、契約自体が決裂する可能性すらあります。
CVapp.frでは、履歴書テンプレートをシンプル、クリエイティブ、プロフェッショナル、モダンと呼ばれるスタイルに分類しています。グラフィックデザイナーであれば、クリエイティブなテンプレートに気持ちが傾くかもしれません。しかし、自分で履歴書をデザインする場合でも、そのフォーマットやデザインについては慎重に考える必要があります。